「狭いし、人に見せる場所でもないし…」
そう思って、つい後回しになりがちなトイレやお風呂場の整理整頓。
でも、毎日使う場所だからこそ、清潔でスッキリしていると生活の満足度がグッと上がります。
また、急な来客時にも慌てずにすむのは嬉しいポイント。
この記事では、トイレとお風呂場を清潔&快適に保つ整理のコツと、アイテム収納の工夫を紹介します。
トイレの整理術|狭くてもスッキリ見せるポイント
1. 必要なものを“最小限”に絞る
トイレに置くべきものは意外と少なめ。
- トイレットペーパーの予備(2〜3個程度)
- 消臭スプレーや掃除シート
- 生理用品やポケットティッシュ(見えない収納に)
**「見える場所にあるのは必要最低限だけ」**を心がけましょう。
2. 見せない収納で生活感をOFFに
たとえば:
- トイレットペーパーはカゴやボックスに収納
- 掃除道具は突っ張り棚やマグネット収納で目立たない位置へ
- 生活感が出やすいものは“布カバー”や“ラベル付き容器”で統一感を演出
狭い空間こそ、“ごちゃごちゃ”が目立ちやすいので、色や形を揃えるとスッキリ感が倍増します。
3. 壁を活用して縦収納を意識する
床面積が少ない分、「縦の空間=壁」を活かすのがポイント。
- トイレの上の壁に棚を設置して収納スペースに
- マグネット式のペーパーホルダーや掃除用具掛けを利用
- 無印や100均でも購入できる“貼って使える収納アイテム”が便利
お風呂場の整理術|水回りでもキレイを保つ工夫
1. ボトル類は“床置きしない”収納へ
お風呂場で一番散らかりやすいのが、シャンプーやボディソープの**「ボトルの床置き」**。
水垢やカビの原因になるため、下記のような収納がおすすめです:
- 吊り下げラック(シャワーに引っかけるタイプ)
- マグネット式ボトルホルダー
- 吸盤付きバスラック
“浮かせる収納”でカビ対策&掃除がラクになるのが最大のメリットです。
2. 試供品・使いかけ・予備を溜め込まない
- 使いかけのボトルが複数並んでいる
- 試供品のパウチがどこかに残っている
- もらったけど使わない石けんが溜まっている…
こうした「放置アイテム」が増えると、見た目にも使い勝手にも悪影響。
週に1度のチェックで“本当に使っているものだけを残す”習慣をつけましょう。
3. タオルや洗剤類の置き場を明確に
洗濯洗剤・柔軟剤・お風呂用洗剤・スポンジ類なども、収納ルールを決めるとスッキリ。
- 洗面所の下や隣に収納ボックスを設置
- ラベルを貼って「ここにはこれを置く」と明確に
- 詰め替え用アイテムも、専用ケースで揃えて見た目を統一
毎日の掃除がラクになる「見せない収納」
トイレ・お風呂ともに共通して言えるのが、
- 床置きアイテムをなくす
- 同じ色で揃える
- 使うものは“定位置を決めて”収納
というシンプルな3ルール。
とくに水回りは掃除のしやすさが大切なので、「使う→戻す」がラクな仕組みを作るのが最大のポイントです。
ミニマル思考で“快適さ”が手に入る
- トイレは来客の印象にもつながる場所
- お風呂は一日の疲れを癒す空間
そんな大事な場所だからこそ、少しの工夫で大きな快適さを得ることができます。
片付けが苦手な人こそ、「収納を増やす」より「物を絞る」方がうまくいく傾向にあります。